欧州におけるサッカースタジアムの事業構造調査2008報告書
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さらに今後、このブルーバードとベイルメール地区14を公共交通機関で結び、さらに広範囲の都市再生をはかる計画である。 図 11:ショッピングモールとスタジアム CASE 3; Amsterdam Arena, (Netherlands), ver.5 p.11 Copyright ©Japan Professional Football League / Research Institute for Sport Business, Waseda UNIV 2008, All Rights Reserved 特徴的な構造 スタジアムは道路をまたぐ形で建設された。地上から9mの高さにピッチがある。 駐車場は2層構造。 観客は地上11mの高さからスタジアムに入る。エスカレーターなどを設置している。 図 12:道路をまたぐ構造 14 「アムステルダムでは有色人種の大部分は市の外、ベイルメールという巨大なゲットーに住んでいる。たいていの白人にとって、ベイルメールに行く理由はただひとつ、超モダンなアムステルダム・アレナでアヤックスの試合を見るためである。」(『アヤックスの戦争 第二次世界大戦と欧州サッカー』サイモン・クーパー著、2005年、白水社。P.294) 図 13:スタジアムに隣接するトレーニング場 図 14:専用カードの発券機 アレナ内での買い物は、専用カードを購入して、キャッシュレスで行う。 図 15:コンコース 図 16:ピッチに面したレストラン 図 17:平日、アレナにて憩う老客

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