イレブンミリオンプロジェクト欧州視察2008報告書
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Ⅴ.参加者の所感(抜粋) Jリーグ イレブンミリオンプロジェクト 欧州視察報告(2008年1月実施) 67 (スポンサーとして)、③社会現象と思えるほどの観客動員と熱狂的な応援。どれをとっても羨ましい限りの現実であった。 ◆欧州だけに限らず、アメリカのMLSおよび地方のマイナースポーツにおけるマーケティングの現場視察の方が得るものは大きかったかもしれない。しかし、成果の定義を「欧州クラブの経営哲学を学び、中長期的なクラブ経営戦略策定に活かす。」という点に設定するのであれば、その成果は十分に達成することができたと考える。 ◆欧州の良い部分と米国の良い部分を取り入れた日本人に合った観戦スタイルや集客施策をもっと考える必要があると思った。 ◆今回の企画を1回だけで終了するのではなく、来年も他国への視察を希望すると共に、クラブ単位でクラブ主要メンバーが今回のような訪問ができるようJリーグに仲介してもらい視察費の補助を出す制度ができることを切に願う。 ◆今回の欧州視察でとても貴重な経験と刺激を受けた。弊社の若い社員にも経験してもらいたいと感じたので、このような企画を今後も継続的に行っていただけることをお願いしたい。 ◆海外視察の継続的な実施と欧州クラブへ3年間程度のフロントスタッフ派遣制度ができないか。 ◆この貴重な視察を多くのサッカーファミリーが経験し、日本サッカー界発展のために来年以降も継続できるよう切願する。 ◆ヨーロッパサッカークラブにおいて、スポーツマーケティングの面での遅れを感じた。やはり、スポーツビジネスの祖はアメリカ。ヨーロッパのクラブはアメリカに学んでいると聞く。アメリカの中でのマイナースポーツ(マイナーリーグやMLS)の集客・収益戦略・スタジアムイベントなどの施策を学ぶ必要があると強く感じた。 ◆エンターテインメントの本場であるアメリカで、MLBやNFLなどの手法を学ぶためイレブンミリオンの視察も願う。 ◆1クラブ辺りの滞在期間を長く取り、より深く追求できるようにした方が良いのではないか。 ◆ヨーロッパの他国、ドイツやフランスにも興味がある。

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