Ⅱ-2.CAオサスナ Jリーグ イレブンミリオンプロジェクト 欧州視察報告(2008年1月実施) 15 プランを作成して営業。 (相手によってサービス内容は変わる ⇒ チケット提供=建設業は量より質。飲食業は質より量) (b)ソシオ会員がいないと自分たちは何もできない =ソシオ会員がクラブの方向性を決める。 「ソシオ会員がクラブを支えていると感じてほしい。」 (会員=オサスナを所有していると思わせる) ◆ソシオの承認なしに会長選や新規事業ができない。 ◆あなたがクラブを見放したら何も残らない。 ◆この4年間でクラブは強くなったがソシオの 会員価格は変えていない。 アムに来ることはできないがお金を出して間接的にクラブを支援できる「フンダシオン」という組織がある。これは下部組織の運営費用になる。 ◆スタジアム入口のショーウィンドーに名前を刻 む権利。 ◆様々なカテゴリー:最高1万8,000ユーロ (288万円)があり、年間60万ユーロ (9,600万円)の収入 ◆約9,000人が登録(1/3はソシオ会員と重複) ④集客について ◆雨による影響は少ないが、21時のキックオフ の時間等に左右される。 (テレビ放送によるキックオフ時間の決定) ◆障害者は、障害種別に分けて試合を変えて 招待する場合もある。 (基本的には購入してもらう) ◆人気カード以外で地域の小学生を招待する 場合もある。 (1,200名で来場数は800名ぐらい) ◆クラブマスコットもないし、余興もない。 (お客さんはサッカーの試合が目的なので必 要ない) ◆週末の試合は周辺の大学の駐車場を利用し、 4,000台駐車可能。 ⑤スポンサーについて ナバーラ州観光局:150万ユーロ(2億4,000万円)、中国英利YINGLI SOLAR[ソーラシステム]:360万ユーロ(5億7,600万円)、RESTAURA[建築会社]:100万ユーロ(1億6,000万円)、KELER[ビール]、CAN[銀行]、ASTORE[ユニフォーム]、IMG[医療機関]、コカコーラ[飲料]、TID[特殊ペンキ] ⑥最後に マーケティング担当者は「サッカーとは社会現象である」とのこと。 フンダシオンメンバーボード地元誌によるチケットプレゼント企画
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