Jリーグ欧州スタジアム視察2017
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Ⅳ-6.メンヘングラッドバッハ Jリーグ欧州スタジアム視察2017 報告書 (2017年10月28日~11月5日) 73 の両脇の部屋はテレビとラジオで使用する。記者席内にはモニター付きの審判アセッサー用の席もあり、ピッチ全体が監視できるようになっている。記者会見室にはアウェイ側の監督席にだけハンカチが準備されている。「敗戦後の涙を拭くための・・・」。 記者会見室 ⑤ピッチレベル・競技面 第4審判には1人掛けのベンチが設けられており、スタジアムDJもピッチ上で進行を行う。また、タッチライン外側中央にはカメラポジションも設けられている。 105m×68mのピッチ下約20cmの部分にアンダーヒーティングがあり、30度の水を流し芝生の管理を行っている。スプリンクラーは19カ所設置されており、そのうち3カ所がピッチ内に設置されているほか、地熱を使用しスタジアムの90%の暖房をコントロールしている。 大型ビジョンは78㎡のサイズで屋根には196個のLED照明が取り付けられテレビ撮影を考慮した2,000ルクスの照度を確保している。 第4審判用の一人掛けベンチ タッチライン外側中央に設けられたカメラポジション ミックスゾーン フラッシュインタビューポジション

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