Jリーグ欧州スタジアム視察2017
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Ⅳ-6.メンヘングラッドバッハ Jリーグ欧州スタジアム視察2017 報告書 (2017年10月28日~11月5日) 72 ②スカイボックス 45室あるスカイボックスは2階層で全て完売(年間で€6万~10万(806~1,344万円))している。下層のスカイボックスの前には、テラス席も設けられている。スカイボックス前の廊下はユニフォームギャラリーとなっている。 今回、視察団へのプレゼンもスカイボックスで行われたが、内容やケータリングだけでなく部屋表記に「J.LEAGUE」を入れて迎えてくれるなどホスピタリティを随所に感じることができた。 スカイボックス前には歴代のユニフォームが展示される 契約企業ごとにスカイボックスの使い方もさまざま スカイボックスに隣接したテラス ちょっとした心遣い ③ビジネスラウンジ 1階のビジネスラウンジはキックオフ2時間前より利用可能となっており、1試合あたり€300(40,305円)で利用可能。ケータリングやドリンクバーを備えており、試合後は選手やその家族が過ごすこともあるという。 ビジネスラウンジ ④メディア関係 ミックスゾーンは選手が中央を通行、その両サイドにメディアが構える独特のスタイル。ピッチからミックスゾーンに至る経路の両サイドにフラッシュインタビューポジションが設けられている。記者席はピッチから40mほどの高さに位置し、ボルシア・ドルトムントとFCバイエルン・ミュンヘンとの試合時には満席になる。視覚障がい者用の席もあり、ヘッドフォンを使用して2人のコメンテーターによる解説付きである。中継には1試合平均12台のカメラで撮影をしており、カメラスペース

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