Jリーグ欧州スタジアム視察2017
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Ⅳ-4.ミュンヘン② Jリーグ欧州スタジアム視察2017 報告書 (2017年10月28日~11月5日) 53 (3)施設紹介 ①クラブハウス 施設の正面入口を入り、最初に見えてくるのがクラブハウス。ユース専用ミュージアムやビジター専用レストラン、FCバイエルン・キャンパスラボも併設されている。 ②アカデミー施設 トレーニングセンターと選手寮、オフィスで構成される3階建てのアカデミー施設(1,000㎡)。ユース(男女)専用の施設。トップチーム選手は使用しない。選手同士のコミュニケーションをとても大切にしている。そのため、施設内は「携帯電話使用禁止」となっている。車道を挟んで隣接するスタジアムと空中通路で接続されている。 トレーニングセンター(1階) 〈トレーニングジム〉 サッカーに必要なトレーニング機器を全て取りそろえた個人練習のための施設。選手は自由な時間に利用可能で、リハビリや試合前など各自のコンディションに合わせたトレーニングを行うことができる。その他、治療室やリハビリ室を併設し、フィットネストレーナー(5人)や医師(1人)も常駐している。また、ミュンヘン工科大学と提携し、選手一人一人の成長を測定し管理している。館内にはプールもあり、膝に負担の少ないリハビリも行える。 〈食堂〉 選手・監督・コーチ・従業員が利用する食堂。上階の選手寮に居住する選手も利用する。食事は、ビタミンや栄養を考慮したスポーツ食を朝・昼・夜の3食、無料で提供している。献立は基本的には皆同じだが、試合前の選手には炭水化物を多くした特別メニューも用意する。 クラブハウス 空中通路とアカデミー施設(左) トレーニングジム 食堂

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