Jリーグ欧州スタジアム視察2017
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Ⅳ-1.インゴルシュタット Jリーグ欧州スタジアム視察2017 報告書 (2017年10月28日~11月5日) 33 具体的な計画はないが、10年後には33,000人規模のスタジアムにすることも考えている。 (5)目指したのはイングランドスタイル スタジアム建設にあたり、3つのイングランドスタイルを意識したという。1つめはピッチが近いこと。2つめは移動距離が短いこと。3つめはスタジアムの外からピッチが見えること。イングランドのスタジアムを実際視察に行ったが、ここを参考にした、というところは特にない、ということだった。 (6)スタジアム運営会社の収入源 チケット販売、広告、放映権、パーティー・会議用の貸し出し、が主な収入源。スカイボックスのオーナーは年間を通じて契約した部屋を利用することができるが、サッカー以外のイベントでは別途チケットを購入しなければならない。ちなみに、コンサートは2回開催実績があり、主催はいずれもアウディ社だった。 (7)そのほかの施設 記者会見室は、テレビ、ラジオなどの記者で80~90人、対戦相手によっては100人に対応することができる。リーグ戦、カップ戦ともに試合前後に会見を行う。 控室は、審判のみならず、ボールボーイやエスコートキッズの控室も用意されている。車椅子席は、バックスタンドに24席(12席×2カ所)で、ピッチレベビジネスラウンジ メインスタンドの個席 スカイボックスとビジネスラウンジをメインスタンドに集約 ミックスゾーン

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