Jリーグ欧州スタジアム視察2017
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Ⅱ-2.ブダペスト② Jリーグ欧州スタジアム視察2017 報告書 (2017年10月28日~11月5日) 23 ④先進性 〈Wi-Fi環境〉 スタジアム内にWi-Fi環境が整備されている。 〈大型映像装置〉 スタジアムに設置されている大型映像装置は1基のみであり、エリアによっては画面が見づらい座席がある。 ⑤効率活用 〈イベント開催〉 今回はインタビューができなかったため、サッカーの試合以外で利用されているかどうかについては不明である。 〈席種〉 近年の改修によりスカイボックスが完備されている。 (2)所有と運営 ウイペスト市と個人投資家が建設資金を拠出して完成したスタジアムであり、所有者と運営者はハンガリー国立スポーツセンターとなっている。また、近年の改修工事については、ハンガリー政府が資金を拠出している。さらに、今後、ハンガリー政府はSzusza Ferenc駅の開発も計画している。 2. 所感 公設公営のスタジアムであるにもかかわらず、スタジアムの至る所でクラブカラーである紫が使われており、国や地域とクラブの良好な関係がうかがえる。今後、駅や周辺施設の開発が進めば、スサ・フェレンツ・シュタディオンでのフェレンツバロシュとのブダペスト ダービーも非常に楽しみである。 日本のスタジアムと同じような個席 スタジアム配置図 メインスタンドの様子

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