LONDONAMSTERDAMBRUSSELSDUSSELDORFFREIBURG41Jリーグが選手育成の一環として取り組む、指導者養成。2016年は各クラブの育成部門の責任者である、アカデミーダイレクターによる海外視察研修会を行った。視察は、イングランド、ドイツ、ベルギー・オランダの3コースに分かれて行い、各国クラブのアカデミー組織を訪問した。フットパス先行導入国である3国における、各クラブのフットパスの活用についても多くを学ぶことができた。Jリーグにおける選手育成の3本柱のうち、指導者養成、育成環境の整備についてを評価するシステムが「フットパス」だ。現在、JFAと共に実行中のプロジェクト「JFA/Jリーグ協働育成プログラム(JJP)」の一環として導入されたこのシステムは、育成システムやトップチームとのつながりなど、育成環境のクオリティーを一定の指標に基づいて評価し、その結果を各クラブにフィードバックすることで改善を促すことを目的としている。2017年1月には、各クラブの最終リポートが出そろう見込みで、その結果が注目される。アカデミーダイレクター研修会AD研修会 海外視察訪問都市フットパス
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