2016 winter
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36Jリーグの収支バランス財政基盤の強化を考える前提となるJリーグ自体の収支の構造を説明する。Jリーグの収入(2016年度見通し)については、協賛金収益と放映権料収益の2つの収入が全体の72%と大きな割合を占めており、タイトルパートナーを始めとする様々なスポンサーやメディアがJリーグを根底から支えている。放映権料収益に関してはDAZN(ダ・ゾーン)との新たな契約により、次年度以降大きく増加する見込みとなっている。また、支出については、クラブへの配分金が支出全体の半分以上を占めており、収入の多くはクラブに還元されている。Jリーグが協賛金収益、放映権料収益を増加させていくことは、クラブの収入増加、財政基盤の強化に繋がっていく。放映権料収益収入支出協賛金収益37%35%クラブ配分金54%

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